銭形愛「小学生検事VS銭形愛〜文芸評論家殺人事件〜」

銭形姉妹の警視総監の孫ってのもありえないけど、小学生検事多摩川ドイルの法務大臣の孫ってのはもっとありえない感じ。そもそも、なぜ銭形姉妹が刑事をやってるのかと言う理由がシリーズ通してドラマ内では全く語られてないんだけど(警視総監の孫というのは人選の理由に過ぎない)、スケバン刑事の場合を参考にすると、確か警察の捜査が及ばない学園内で陰謀が進行しているからって理由だったと思う。これならまだ理由はわからないでもないんだけど、小学生に検事をやらせる理由が思いつかないんだよね。

まあこのへんは突っ込んじゃいけないところなんでこれくらいにしといて、この話の中で、愛は淀川ランポのファンということが判明します。次女の泪はシャーロキアンだし、銭形姉妹は推理小説マニアの姉妹なんだろうか。

銭形愛 公式ページ

銭形泪2nd「殺しを語る肖像画〜軽井沢夫人殺人事件」

前回のを超くだらないと書いたけど、こっちの方がもっとくだらなかった。くだらない小ネタが多すぎ。ロケ地軽井沢(実際は昭和記念公園)や、おじいちゃまのヘリのピアノ線あたりで止めておけばいいのに。トリックもイマイチ。脚本は、泪2ndの第10話、推理小説家の回の中山智博だけど、この人のトリック、零のセカンドシリーズ12話の電磁石もそうだけど、結構乱暴と言うか詰めが甘いというか。くだらない小ネタが多いせいで粗が余計目立ってる感じです。

あと、突っ込みついでに突っ込んでおくと、港区と軽井沢間は夜中だと片道5時間もかかりません。軽井沢のどこかにもよるけど、たとえば軽井沢駅とかだったら3時間くらいで行っちゃうんじゃないかな。

公式ページ あらすじ

銭形泪2nd「赤坂の中心で、愛を叫ぶ!〜時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」補足

この前超くだらないと書いたけど、良く考えてみると、この話っていわゆるアームチェアディテクティブ物(安楽椅子探偵物)になるんですね。ふつうアームチェアディテクティブといっても、映画やドラマにする場合は、話に合わせて現場の映像などをつけるんだけど、この話の場合、おそらく予算節約がアームチェアディテクティブにした動機だろうからそれが出来ない。そこで、ホワイトボードに絵を書いたり、それでも間が持たないから細かいネタを入れてごまかしてるんじゃないだろうか。

公式ページ あらすじ

恋する日曜日 北乃きい「夏の記憶」

これ、青葉台学園の夏服じゃん(笑)。
婚約者に「子どもじゃないんだから、親の反対を押しきってまで結婚できない」と言われた先生に、「私なら親に反対されても結婚するよ。子どもだから。」とメモを残すところがいいねぇ。

恋する日曜日公式ページ

銭形愛「五代刑事、人生最悪のバースデー〜なぞなぞ爆弾事件〜」

前にも書いたけど、ケータイ刑事シリーズで爆弾ネタの話は3つあります。愛のこの回と泪1stの第10話「爆弾魔からの挑戦状〜手錠は爆弾を結ぶ]、泪2ndの第13話「さよなら、柴田さん〜無差別爆破事件」の3作です。このうち泪1stの第10話はクイズを解きながら犯人に迫っていくという、全くのこの回の焼き直しなんだけど、不幸なことにこの焼きなおしバージョンを先に見てしまったので、逆にオリジナルの方は全然新鮮さを感じませんでした。てか、ルームランナー誰か代わってやれよと思わず突っ込みたくなったりして。その辺、後で作った方が改善されているという気もしますが、あとはクライマックスがワンパターン(イチカバチかでコードを切るところ)なのをなんとかして欲しいんだけど。

ところで、五代の机には歴代の「相棒」の写真が貼ってあって、そこに愛との写真も加わるというエンディングだけど、その後、舞、泪、零の写真も貼ったんだろうかとふと気になったりして。

銭形愛 公式ページ