村主さん日本人トップの5位。

なんか、書いた通りの展開になっちゃいました。村主さんのフリーは、ジャンプが1つ2回転になった以外はミスなしのほぼ完璧な演技でした。フリーだけでも5位なので、村主さんの後に滑って村主さんより良い点を出したのは4人だけ。しかも、クワンやコストナーはミスをしてるから、やはりプレッシャーになったのではないでしょうか。残念なのは、その影響を一番受けたと思われるのが、安藤、荒川の両日本人選手ってところでしょうか。まあ、この2人の不調は他にも原因があるようですし、その1つはフジテレビをはじめとするマスコミの連中ですから、その辺を是非自覚してもらいたいものです。
ちなみに村主さんと3位のコストナーとは約4.6点差で、SPのジャンプのミスの減点が5点ちょっとくらいらしいので、SPでミスがなければ3位に入ってました。ただ別の見方をすると、完璧な演技をしても3位止まりということになってしまうのがつらいところ。でも、贔屓目もあると思いますが、プログラム構成的にはスルツカヤより村主さんの方が良いと思いました。スルツカヤのは、点数稼ぎのためビールマンスピンを多用しているのが露骨にわかるので、ちょっと興ざめ。
順位の話ばかりになってしまいましたが、それを抜きにしても、村主さんのカルメンは作品として楽しめました。記録より記憶に残るスケーターという感じでしょうか。村主さんの信じる道でトリノを目指して欲しいです。