銭形愛「死者からの伝言〜天才物理学者殺人事件〜」

この話で謎解きの鍵になってる五代がブタクサの花粉症だというエピソード、忘れた頃また出てきます。それが、銭形泪1stシリーズの第11話「花粉症にご用心!〜サラリーマン銀太郎殺人事件」。日数的には1年半後、シリーズとしては2つあとにもう一度出てきます。銭形シリーズって、こういう細かい設定がシリーズ間で律儀に引き継がれている所が面白いです。こういうところがちゃんとしていると、例えば「五代」というキャラクタがリアリティを持ってきて、そこがこのシリーズの魅力につながっていると思います。
ただ泪の時には、五代は「ブタクサを見たことがない」といってるのですが、愛のこの話を見ると、五代は窓からブタクサを見てるはずなんですよね。くしゃみのせいでろくに見てなかったのかもしれませんが。
ところで「ケータイ刑事マニアルBOOK」の「花粉症にご用心!...」の解説には、「五代の花粉症姿はこの回だけ」と書いてありますが、これはこの回があるので間違い。